斑尾高原ホテル![]() |
子どもの頃トーテムポールに憧れ何時の日か制作したいと思っていました、その思いが潜在意識の中ひっそりと存在し続けていたのでしょうか?いつのまにか木工の世界に身を置いていました。仕事として木工を始めて数年たったある日、家族で犬山のリトルワールドへ遊びに行き、そこで一本のトーテムポールに出会い、衝撃を受けました。私の木工の原点に気がついたのです。その日から家具制作と並行してトーテムポールの制作も勉強し始めました。

トーテムポールの魅力
トーテムポールの魅力とは、手づくりであることだと思います。直径2メートル高さは50メートルを超えるものもある、そんなクラフト作品が他にあるでしょうか?トーテムポールを見ると、ノミを手に時間をかけ、気持ちを込めて彫ったものであることが説明など無くても直感的に見る者に伝わってくるのです。500メートルを超える高さのタワーを人間は作りました、実際にそれを見るとスゴイと思います、でもその思いとトーテムポールを見た時の思いは明らかに違うものです。素材が木であることも関係してるでしょう、キャラクターのデザインも関係しているでしょうが、作り手の顔が見えることが一番の違いなのではないでしょうか。その違いが私にとってトーテムポールの魅力なのです。
トーテムポールのルーツ
ポリネシアの人達の木彫り、アイヌの木彫り、アフリカの人達の木彫りなど世界各地に木彫りはあります、共通して素朴さ力強さを感じます、トーテムポールも彫りに関して何処かの木彫りとルーツを共にするのだろうか?とか考えたこともありましたが、そんなことよりその土地の環境、生き方、考え方、などなど、と結びつき、どういう文化を築き熟成し発展してきたかが大切なのだとおもいます。北米大陸のノースウェスト海岸地域には何十メートルも真っ直ぐに育った巨木がありました、移動しなくても食べていける海の幸がありました、そしてそこには自然を愛し生き物を愛し共存する豊かな心を持った人々が住んでいました、そこにトーテムポールが生まれました。ただそういうことなのでしょう。
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